オリ・メネセス、ドーピング違反で1年間出場停止 禁止物質「スタノゾロール」検出
出場停止は2019年6月27日から2020年6月26日まで
日本野球機構は27日、オリックスのジョーイ・メネセス内野手に対し、アンチ・ドーピング規程違反で2019年6月27日から2020年6月26日まで1年間の出場停止処分を科すと発表した。
メネセスは2019年4月9日のロッテ戦(ZOZOマリン)で行われた競技会ドーピング検査の対象選手となり、尿検体が採取された。分析の結果、WADA禁止表国際基準の禁止物質「S1.蛋白同化薬」で指定されている「スタノゾロール」の代謝物が検出された。
NPBアンチ・ドーピング委員会は5月22日に球団関係者立会いの下でメネセスと面会し、事情説明の機会を設定。メネセスは意図的な摂取はないと述べたという。同29日に本人の希望により、B検体の分析を実施し、A検体と同じ物質が検出された。NPBアンチ・ドーピング調査裁定委員会により、制裁の内容が決定された。
(Full-Count編集部)