日ハム栗山監督「一気にいかないと間に合わなくなる」リーグ戦再開に危機感

日本ハム・栗山英樹監督【写真:石川加奈子】
日本ハム・栗山英樹監督【写真:石川加奈子】

「今走らないと、どうにもならなくなる。目一杯いく」

■日本ハム- ソフトバンク(28日・札幌ドーム)

 日本ハムの栗山英樹監督が28日、リーグ戦再開にあたり、4位からの逆襲を誓った。

 首位ソフトバンクを本拠地に迎える大事な一戦。防御率1.96で7勝を挙げているソフトバンクの千賀に対して、ハーラートップの8勝を挙げている有原航平投手を敢えてぶつけ「そこは絶対に逃げちゃいけないところなので、思い切ってぶつかってみる」とエース対決で一歩も引かない覚悟を示した。

 大黒柱の有原については「絶対に先に点を取られたくないと我慢するでしょう」と厚い信頼を口にする。「相手がいいピッチャーだから“すみません”という訳にはいかない。必死になって少しずつ点をとってあげたい」と援護を約束した。

 交流戦を3連敗で終え、現在、首位とは3ゲーム差の4位。「連敗を振り返っている場合じゃない。それを踏まえて、やるしかない」と指揮官は前だけを見ている。「今日から一気に行かないと間に合わなくなる」と危機感を持ってこの3連戦に挑む。その後には敵地6連戦を含む9連戦も控えているが、「今走らないと、どうにもならなくなる。目一杯いく」と力を込めた。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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