「弾丸のような当たり」大谷翔平、約177キロの痛烈二塁打に敵地解説も驚愕

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

今季5度目の猛打賞で、ついに打率3割を超え.301に

■アスレチックス 7-2 エンゼルス(日本時間29日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地アスレチックス戦に「3番・DH」で4試合連続でスタメン出場し、今季5度目の猛打賞とした。第2打席で右前安打、第3打席で三塁内野安打と2安打を放って迎えた8回の第4打席。左腕ブクターから弾丸ライナーで右中間を破る二塁打を放ち、猛打賞として今季の打率を.301と3割に乗せた。

 この日は孤軍奮闘だった。第2打席で右前安打、第3打席で三塁内野安打を放ち、2安打としていた大谷。1-7とリードされて迎えた8回の第4打席、左キラーの左腕ブクターと対峙すると、フルカウントからの6球目のファストボールを完璧に捉えた。110マイル(約177キロ)の弾丸ライナーは右中間を真っ二つに破り、二塁打となった。

 この痛烈な一打に、敵地オークランドで試合を中継していた「NBCスポーツ」の解説者も驚愕。実況が「またオオタニがヒットを打ちました。右中間にかっ飛ばしました。オオタニの二塁打です」と伝えると「3-2からブクターは直球を投げ、オオタニに弾丸のような当たりを打たれました。左中間にホームランを打った昨夜とは異なり、オオタニはライト方向に何本か強い打球を運んでいます」。打球速度約177キロの当たりに驚いていた。

 この日4打数3安打と大暴れした大谷。2-7と大敗したチームの中で、存在感が光る孤軍奮闘だった。

(Full-Count編集部)

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