西武中村がダントツ27打点、ロッテ鈴木&荻野も好成績…19年6月投打5傑【パ編】

西武・中村剛也【写真:荒川祐史】
西武・中村剛也【写真:荒川祐史】

オリックスのルーキー中川が月間首位打者

 交流戦があった2019年6月度の両リーグの成績を振り返っていこう。今回はパ・リーグだ。

【パ・リーグ】
○チーム成績
1 ソフトバンク 75試41勝30敗4分 率.577 –
2 楽天 73試39勝32敗2分 率.549 2.0
3 西武 73試38勝34敗1分 率.528 3.5
4 日本ハム 75試35勝36敗4分 率.493 6.0
5 ロッテ 72試34勝36敗2分 率.486 6.5
6 オリックス 74試31勝38敗5分 率.449 9.0

 交流戦優勝のソフトバンクが首位に立つが、楽天、西武との差はそれほど開いていない。

 ちなみに2018年6月終了時点では以下の順位だった。

1 西武 71試40勝30敗1分 率.571 –
2 日本ハム 72試41勝31敗0分 率.569 0.0
3 ソフトバンク 70試37勝33敗0分 率.529 3.0
4 オリックス 73試36勝34敗3分 率.514 1.0
4 ロッテ 70試36勝34敗0分 率.514 0.0
6 楽天 72試27勝44敗1分 率.380 9.5

 西武と日本ハムがゲーム差なし。楽天は唯一5割以下、4割さえ割っていた。

 2019年6月のチーム成績は以下のようになっている。

1 ソフトバンク 23試14勝7敗2分 率.667
2 楽天 22試12勝9敗1分 率.571
3 オリックス 23試12勝9敗2分 率.571
4 ロッテ 22試11勝10敗1分 率.524
5 西武 23試12勝11敗0分 率.521
6 日本ハム 23試9勝12敗2分 率.429

 交流戦18試合の成績も含まれており、5位までが勝ち越している。日本ハムは6月の終盤に失速し、今季ワーストの6連敗。

【打者成績】
○安打
1 秋山翔吾(西)33
2 中川圭太(オ)32
2 荻野貴司(ロ)32
2 鈴木大地(ロ)32
5 外崎修汰(西)30
5 源田壮亮(西)30

○本塁打
1 鈴木大地(ロ)7
1 グラシアル(ソ)7
1 松田宣浩(ソ)7
4 外崎修汰(西)6
4 ロメロ(オ)6
4 福田秀平(ソ)6

○打点
1 中村剛也(西)27
2 鈴木大地(ロ)21
3 大田泰示(日)19
4 松田宣浩(ソ)18
5 中田翔(日)17

○盗塁
1 福田周平(オ)9
2 源田壮亮(西)7
3 荻野貴司(ロ)6
3 西川遥輝(日)6
5 外崎修汰(西)5
5 金子侑司(西)5
5 周東佑京(ソ)5

○打率(規定打席以上)
1 中川圭太(オ).360
2 ブラッシュ(楽).355
3 荻野貴司(ロ).348
4 鈴木大地(ロ).344
5 吉田正尚(オ).337

○RC(Run Create)打者の総合指標 安打、長打、四死球、盗塁、犠打、犠飛を加味
1 鈴木大地(ロ)22.94
2 荻野貴司(ロ)20.73
3 外崎修汰(西)20.47
4 秋山翔吾(西)18.53
5 ブラッシュ(楽)18.47

 ロッテの鈴木、荻野貴の2人が好調だった。鈴木はトップの7本塁打を放ち、安打は2位の32安打。荻野貴も32安打を放った。安打数トップは西武の秋山、打点は中村剛也が27打点でダントツの1位だった。

投手では鷹大竹、西武松本らが3勝で並ぶ

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY