鷹グラシアル“大根切り”3ランなど6打点「自分でも信じられないくらい」

初回に先制の17号3ランを放ったソフトバンクのジュリスベル・グラシアル【写真:荒川祐史】
初回に先制の17号3ランを放ったソフトバンクのジュリスベル・グラシアル【写真:荒川祐史】

初回に先制3ラン、8回には逆転の2点適時打で6打点

■ソフトバンク 8-6 楽天(2日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手が、2安打6打点と大暴れした。2日、本拠地ヤフオクドームでの楽天戦。初回に先制の17号3ランを放つと、逆転された8回には再逆転する2点適時二塁打。2安打6打点の活躍に「楽天は2位のチームで、ゲーム差も開いていない相手。勝たなければいけない試合だった」と頷いた。

 初回、明石、福田の連打で無死一、三塁のチャンスで打席に立ち、先制の17号3ラン。「自分でも凄いバッティングをしたなと、信じられないくらい。本塁打にするのは難しいボールだった」。高めのボール球を、半ば“大根切り”のように叩くと、打球は右翼スタンドへと消えた。インパクト抜群の先制弾となった。

 6回にも犠飛で打点をあげていたグラシアル。モイネロが銀次に逆転2ランを浴びた直後の8回にも値千金の一打を放った。高谷、牧原、福田の安打で1死満塁とし、打席に立つとブセニッツから右前安打。2人の走者が生還し、逆転の2点適時打になった。この日は2安打6打点の大暴れだった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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