前日急逝のスカッグス投手への弔い白星へ… エンゼルスが6回に4点勝ち越し

エンゼルスのジャスティン・ボーア【写真:Getty Images】
エンゼルスのジャスティン・ボーア【写真:Getty Images】

ラステラが負傷交代のアクシデントも…代打のボーアが2点タイムリー

■レンジャーズ – エンゼルス(日本時間3日・アーリントン)

 エンゼルスは2日(日本時間3日)、タイラー・スカッグス投手が急死した悲劇から一夜明けて敵地レンジャーズ戦に臨み、6回に勝ち越しに成功した。一時逆転を許したものの、5回に2点差を追いつき、6回に4点のリードを奪った。

 エンゼルスは同点の6回、1死からフレッチャー、トラウトが連続四球を選ぶと、続くアップトンが中前打。フレッチャーが二塁から一気に生還し、勝ち越しに成功した。その後、ラステラが自打球を受けて交代するアクシデントがあったが、ラステラの代打で登場したボーアがライト前に2点タイムリー。ルクロイは左翼へ犠飛を放ち、追加点を奪った。

 エンゼルスは初回にプホルスの遊ゴロの間に1点を先制。しかし、その裏に先発スアレスが犠飛を許し同点。3回にはデシールズにソロ弾を浴びて勝ち越されると、さらに重盗で本盗を許して3点目を奪われた。だが、2点ビハインドで迎えた5回に2死満塁でルクロイが右翼へ2点タイムリー。同点に追いつくと、ダグアウトではベンチスタートの大谷も笑顔で喜んだ。そして、続く6回に勝ち越しに成功した。

 スカッグス投手は1日(同2日)に遠征先のテキサスのホテルで急死。27歳だった。同日の午後7時5分に試合予定だった試合は中止となったが、一夜明けたこの日は開催。試合前には黙祷が捧げられ、エンゼルスの選手全員が胸にスカッグス投手の背番号である「45」のワッペンをつけて臨んだ。

(Full-Count編集部)

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