2戦連続炎上でダルビッシュの白星も消滅… 47億円FA右腕を米酷評「恥ずべき敗戦」

抑えに失敗したカブスのクレイグ・キンブレル【写真:Getty Images】
抑えに失敗したカブスのクレイグ・キンブレル【写真:Getty Images】

1点リードの9回に登板したキンブレルが逆転を許しまさかのサヨナラ負け

■パイレーツ 6-5 カブス(日本時間4日・ピッツバーグ)

 カブスのダルビッシュ有投手は3日(日本時間4日)、敵地のパイレーツ戦で先発し6回2/3、7安打6奪三振4失点。勝利投手の権利を持ち降板したが9回に守護神・キンブレルが逆転を許し白星はまたもお預けとなった。まさかのサヨナラ負けに米メディアは「恥ずべき敗戦」と、FA右腕を酷評している。

 チームの勝利、ダルビッシュの12試合ぶり白星(3勝目)を消滅させたのは3年総額4300万ドル(約47億3000万円)で加入した通算334セーブの守護神キンブレルだった。

 1点リードの9回にマウンドに上がると1死からディアスに四球、姜正浩に二塁打を浴び二、三塁のピンチを背負う。続くフレージャーの二ゴロが野選となり同点とされるとディカーソンに左犠飛を許しサヨナラ負け。

 6月7日(同8日)に入団が決まった右腕はここまで3試合に登板し0勝1敗1セーブ、防御率16.88。初登板となった6月27日(同28)のブレーブス戦こそ1回1安打無失点でセーブを挙げたが、その後2試合は計5失点と打ち込まれる場面が目立っている。

 キンブレルの不振に地元メディアも落胆している。「Democrat and Chronicle」のリポーターを務めるサル・マイオラーナ氏は自身のツイッターで「なんという恥ずべき敗戦だ。キンブレルにはこのチームを立て直すことはできない」と酷評。さらに地元紙「ランシング・ステイトジャーナ」のリポーターを務めるフィル・フレンド氏も「ここ2度のキンブレルの登板は実に酷い」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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