大谷、剛腕バーランダーから納得の豪快弾「自分のいいものを出していこうと」

アストロズ・バーランダーから本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
アストロズ・バーランダーから本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

剛腕からの13号弾に納得の表情「難しい力のあるボールをしっかりいい方向に」

■エンゼルス 5-4 アストロズ(日本時間6日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地アストロズ戦に「3番・DH」で3試合連続スタメン出場。相手エースのジャスティン・バーランダー投手から13号ソロを放ち、4打数1安打1打点で5-4での勝利に貢献した。試合後には、メジャー屈指の右腕の高めの直球をセンターに運んだ豪快な一発に「ああいう高さの難しい力のあるボールをしっかりいい方向にいい結果に結びつけるのはできて良かった」と納得の表情を浮かべた。

 大谷は初回1死一塁ではバーランダーに2球で追い込まれ、最後はベース手前でワンバウンドするカーブを空振りして三振。しかし、カルフーンの2ランで逆転した直後、2-1で迎えた3回2死走者なしの場面では1ボールから高めの95マイル(約153キロ)の直球をフルスイングし、108マイル(約174キロ)の力強い打球でセンターに運んだ。5回の第3打席は一ゴロに倒れ、この日のバーランダーとの対戦は3打数1安打1本塁打だった。

 試合後、大谷は「良かったと思います。良いところでしたけど、しっかり打てて良かったなと思います」とホームランについて振り返り、バーランダーとの対戦については「1打席目もいいように打ち取られた。なかなか3打席立ったら全部が全部いい打席にできるような投手じゃないので、1打席しっかりいいものにできたのは良かった」と話した。

 メジャー屈指の右腕とは昨季、14打数3安打5三振の打率.214。大谷も一目を置く投手だが、ホームランは昨季に続いて2本目となった。「速球派じゃないかなと思いますね。投球の大半を真っ直ぐが占めていますし、真っ直ぐだけではないですけど、そこが1番強い投手じゃないかなと思います」。そんな右腕の高め直球を叩いての豪快弾。「1打席目はちょっと考えすぎていたのかなと思っていたので、2打席目はフラットな状態で、自分のいいものを出していこうと思っていきました」。切り替えて一発を放ち、「ああいう高さの、難しい力のあるボールをしっかりいい方向に、いい結果に結びつけるというのはできて良かった」とうなずいた。

 これで5試合連続安打と好調を維持。バーランダーからの一発でさらに乗っていきそうだ。

(Full-Count編集部)

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