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エ軍左腕、亡き親友に捧げるカーブに込めた思い 監督も称賛「素晴らしい敬意」

エンゼルスは6日(日本時間7日)、敵地アストロズ戦に0-4で敗れた。先発のアンドリュー・ヒーニー投手が5回5安打2失点と好投したものの、打線が相手先発ゲリット・コール投手に抑え込まれるなど、4安打完封負け。1日(同2日)に急逝したタイラー・スカッグス投手の親友であるヒーニーは、初球でスカッグス投手の勝負球だったスローカーブを投じたが、ブラッド・オースマス監督は試合後に「彼は素晴らしい敬意を払っていた」と称賛した。

アストロズ戦に先発したエンゼルスのアンドリュー・ヒーニー【写真:Getty Images】
アストロズ戦に先発したエンゼルスのアンドリュー・ヒーニー【写真:Getty Images】

急死したスカッグス投手の勝負球を初球に投じる、オースマス監督は「あれはストライクだった」

■アストロズ 4-0 エンゼルス(日本時間7日・ヒューストン)

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 エンゼルスは6日(日本時間7日)、敵地アストロズ戦に0-4で敗れた。先発のアンドリュー・ヒーニー投手が5回5安打2失点と好投したものの、打線が相手先発ゲリット・コール投手に抑え込まれるなど、4安打完封負け。1日(同2日)に急逝したタイラー・スカッグス投手の親友であるヒーニーは、初球でスカッグス投手の勝負球だったスローカーブを投じたが、ブラッド・オースマス監督は試合後に「彼は素晴らしい敬意を払っていた」と称賛した。

 1回裏。ヒーニーが初球に大きな弧を描くカーブを投じた。スプリンガーも驚く1球。親友への思いを込めたボールだった。

 スカッグス投手がテキサスのホテルで急死するという悲劇があった翌日、ヒーニーは記者会見で「彼は僕たち全員にとって、本当に大事な存在。間違いなく僕のベストフレンド(親友)だった。彼を親友と呼ぶ人は、おそらく他にも100人はいるよ」などと涙ながらに話した。同じ1991年生まれの左腕で、一緒にエンゼルスの先発ローテを守ってきた2人。特に近い距離にいた親友の突然の死にヒーニーはショックを隠せない様子だった。

 それから5日後の登板で、今季3敗目(1勝)を喫したものの、しっかりと試合を作った。オースマス監督は試合後、「彼はこの週(辛い時間を)を可能な限りうまく対処している。(スカッグスの死から)最初の数日間は、彼は非常に動揺していた。今日の登板は彼にとって感情的なものだったということは間違いない」と、プロとして仕事を果たしたヒーニーをたたえた。

 そして、初球のカーブについても「試合の初球の場面で、彼は素晴らしい敬意を払っていた。あれはストライクだったと、私はいまだに思っている。彼は良い投球をした」と称賛。ヒーニー自身は「数日前に考えていたんだ。正直言うと、まったく練習していなかったんだけどね。だからバックネットに投げてしまったりしたくないという感じだったよ。ブルペンでガーノーに伝えて、2~3球練習してストライクだったから、『よし、やってみるか』という感じだったんだ」と笑顔を浮かべながら明かした。

 試合後、クラブハウスで報道陣に対応したヒーニー。隣のロッカーには、スカッグス投手のユニホームなどが変わらずにかけられていた。主砲のトラウトも5日(同6日)に「彼のためにプレーするよ」と話すなど、エンゼルスの選手たちは今は亡き同僚とともにシーズンを戦っている。

(Full-Count編集部)

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