ロッテ井口監督、ソロ3発に「繋いでいかないと…」借金ターン決定

ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】
ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】

レアードの2発、中村の12号と3本塁打放つも、ソロの3点止まり

■日本ハム 5-3 ロッテ(8日・ZOZOマリン)

 ロッテは8日、本拠地ZOZOマリンスタジアムで日本ハムと対戦し3-5で敗れた。両チーム合わせて6発のホームランが飛び交う空中戦となったが、ロッテはソロ3発に終わり、カード初戦を落とした。

 ロッテ先発は中5日の岩下。初回2死一塁から、4番中田に外角高めの直球を左中間席へ運ばれ、18号2ランで先制点を与える。3回に2番杉谷に4号ソロ、中田には2打席連続の19号2ランと、3回までに3発を浴びて5点のリードを許した。

 3回まで日本ハム先発・浦野の前にノーヒットだった打線は4回、レアードが打った瞬間にそれと分かる23号ソロで1点を返す。6回には2番手西村から3番中村、4番レアードが2者連発のソロで2点差まで詰め寄ったが、反撃は及ばなかった。

 試合後、井口監督は「お互い一発での得点でしたが、つないでいかないと大量点にはならない」と、得点圏に走者を置いた場面では、あと1本が出なかった打線を悔やんだ。これで借金が3となり、オールスター前での勝率5割復帰はできなくなったが、「最後2試合、勝てるようにしっかりやっていきたい」と、指揮官は改めて気持ちを入れ直した。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

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