楽天則本昂、6回0封6Kの快投で269日ぶり勝利! エース復活でチーム連敗10でストップ

楽天・則本昂大【写真:荒川祐史】
楽天・則本昂大【写真:荒川祐史】

復帰登板で6回3安打無失点、6奪三振の好投を見せ269日ぶりの勝利

■楽天 6-1 オリックス(9日・楽天生命パーク)

 今年3月に右肘クリーニング手術を受けた楽天の則本昂大投手が9日、本拠地でのオリックス戦に今季初先発し6回3安打無失点、6奪三振の好投。昨年10月13日対ロッテ戦以来、269日ぶりの勝利を手にした。チームの連敗は10でストップした。

 初回は福田、大城を連続三振、吉田正を遊ゴロに抑え3者凡退スタート。2回はマレーロを左飛、モヤを151キロ直球で空振り三振、中川には右中間二塁打、宗に四球を与え暴投で2死二、三塁のピンチを背負ったが若月を遊飛に仕留め無失点に抑える。

 すると打線はその裏。2死一、二塁の好機を作ると則本の女房役・嶋が右前タイムリーを放ち先制点をプレゼントした。

 1点の援護をもらった則本は3回。先頭の安達を150キロの直球で空振り三振、福田には右前打と二盗を許したが大城を遊ゴロ、吉田正を右飛に抑える。

 打線は再び則本を援護。3回2死から島内、浅村の連打で二、三塁の好機を作るとブラッシュが左翼席へ21号3ランを放ちリードを広げる。4回には茂木のタイムリーで1点を追加した。

 勝利投手の権利がかかった5回。先頭の若月を151キロの直球で空振り三振、安達を137キロフォークで空振り三振、福田を遊ゴロに抑えた。6回は1死から吉田正に二塁打を浴びたがマレーロ、モヤを打ち取り降板となった。

 その後はリリーフ陣がオリックス打線を抑えチームの連敗は10でストップした。

(Full-Count編集部)

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