西武辻監督、白星締めに「大きな1勝」山川の一発に「すっげえ嬉しそうに帰ってくる」

西武・辻監督【写真:福谷佑介】
西武・辻監督【写真:福谷佑介】

7回に山川、中村の連発で3点を奪い、貴重な追加点に

■西武 7-3 ソフトバンク(10日・ヤフオクドーム)

 西武は前半戦を白星で締めくくり、貯金1でオールスターブレイクに入った。10日、敵地ヤフオクドームでのソフトバンク戦。山川の29号2ランなど4本塁打などで連敗を3で止め、試合後、辻発彦監督は「今日の1勝は気持ち的にも大きな1勝だと思う」と頷いた。

 2点ビハインドで迎えた5回、先頭の岡田、1死から木村と2本のソロ本塁打で同点に追いついた。さらに秋山の四球、源田の左前安打で一、二塁とすると、外崎が右翼フェンス直撃の2点適時三塁打。打席中に先発の和田が負傷降板し、代わった田中から逆転の一打を放った。

 7回には2死三塁で山川が29号2ランを放ち、さらに中村が2者連発となる14号ソロで続き、リードを広げた。「1点差だったからこっちとしてはヒヤヒヤだったけど、2死からの点で、1点でもと思っていたけど、それ以上に3点は大きかった」と辻監督。不振に苦しんでいた山川にも一発が飛び出し「あいつ、ホームラン打つとすっげえ嬉しそうに帰ってくるんだよね」と、指揮官も嬉しそうだった。

 6回途中3失点と粘った先発のニールについても「粘り強く投げてくれた。ナイスピッチングだった」と称賛。これで41勝40敗1分と、貯金1で前半戦を終え、指揮官も「3連敗するのと、今日の1勝ではね。気持ち的に大きな1勝だよね」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY