大谷翔平、送球直撃で悶絶も…直後に快足生還「痛々しいベースランニング」

5回裏、二塁へ進塁の際に送球が直撃し苦悶の表情を見せるエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
5回裏、二塁へ進塁の際に送球が直撃し苦悶の表情を見せるエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

二塁に滑り込んだ際にボールが直撃「痛々しいベースランニング」

■エンゼルス 9-6 アストロズ(日本時間16日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地アストロズ戦に「3番・DH」で9試合連続スタメン出場。4打数無安打1四球1得点でメジャー自己最長タイの11試合連続出塁も、2試合ぶりにヒットなしに終わった。エンゼルスは9-6で勝利し、後半戦は負けなしの4連勝。米メディアは、送球直撃の痛みに耐えた大谷の“試練の激走”にスポットライトを当てている。

 2打席凡退で迎えた5回1死二塁の第3打席。大谷は左腕バルデスから四球を選び、11試合連続出塁とした。そして、次のプレーでアクシデントに見舞われた。

 続くアップトンは投ゴロ。併殺狙いの相手投手は二塁に急いでボールを送ったが、快足を飛ばして滑り込んだ大谷の左脚付け根に送球が直撃。苦悶の表情を浮かべると、二塁手のアルトゥーべが心配そうな顔で言葉をかけた。ヒヤリとするプレーだったが、大谷は次のプレーで再び快足ぶりを見せる。続くプホルスの右前打で二塁から凄まじい加速を見せ、一気に生還した。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者はツイッターで「ショウヘイ・オオタニにとっては痛々しいベースランニングとなったが、いずれにしても効果的な走塁だった」と速報。送球直撃の痛みに耐えて、本塁を陥れた大谷の走塁を特筆した。

 一方、AP通信のグレッグ・ビーチャム記者は「満塁でアルバート・プホルス登場。直後に2点適時打を放つ。ショウヘイ・オオタニは余裕で送球より速かった」と圧巻の加速を評価していた。

 大谷は2試合ぶりの無安打で打率.294と3割を切ったが、出塁と走塁で勝利に貢献した。

【動画】“試練の激走”を米記者も賞賛 エンゼルス・大谷翔平が快足を飛ばして本塁に生還した場面

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