“因縁”レイズ戦でサバシアがまた騒動 見逃し三振に斬った後に口論に…

口論となったヤンキースのCC・サバシアとレイズのアビサイル・ガルシア【写真:Getty Images】
口論となったヤンキースのCC・サバシアとレイズのアビサイル・ガルシア【写真:Getty Images】

ガルシアを見逃し三振に斬った後口論に、味方野手に制止され乱闘は回避

■ヤンキース 8-3 レイズ(日本時間17日・ニューヨーク)

 16日(日本時間17日)にヤンキースタジアムで行われたヤンキース-レイズの一戦で、ヤンキースのCC・サバシア投手とレイズのアビサイル・ガルシア外野手が口論となり、両軍ベンチが総出となる騒動があった。MLB公式サイトは「CCとアビサイルの口論によりブロンクスでベンチとブルペンが総出に」と伝えている。

 レイズ2点リードの6回2死二塁の場面。ヤンキース先発サバシアがガルシアを見逃し三振に斬ると、両者が睨みあう不穏な空気に包まれた。すぐに口論となり、サバシアがガルシアに向かっていこうとしたが、ここはグレゴリアスが必死に制す。乱闘は回避したが、両軍がベンチから飛び出す騒動となった。記事では「CC・サバシアとレイズには因縁があり、ア・リーグ東地区のライバルは火曜日に、アビサイル・ガルシアとベテラン投手が怒ったことで、また騒動となった」と伏線があることを紹介している。

 サバシアとレイズの因縁は昨季まで遡る。9月27日の一戦で、ヤンキース捕手のロマインが頭部付近にビーンボールを浴びると、直後の6回にサバシアがレイズのスクレに死球を与えて、“報復死球”で退場になった。これがシーズン最終登板だったサバシアは、あと2イニングを投げれば出来高50万ドル(約5410万円)を獲得できていたため、チームメートを守る“男気”として話題となっていた。

 それ以来、対戦のたびに死球が乱れ飛んでいるこのカード。ア・リーグ東地区1位と2位の白熱した対戦は注目を集めるが、無駄な故障者だけは出してほしくないものだ。

(Full-Count編集部)

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