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DeNA好調の要因は「2番・筒香」起用の新打線? 成績が向上した3人の主力たち

DeNAが好調だ。巨人との差は7ゲームあるが他球団から少しずつ抜け出しつつあるように思われる。そのポイントになっているのは「打線の組み換え」だろう。

DeNA・筒香嘉智【写真:荒川祐史】
DeNA・筒香嘉智【写真:荒川祐史】

2番筒香、3番ソト、4番ロペスの新打線が機能しつつあるDeNA

 DeNAが好調だ。巨人との差は7ゲームあるが他球団から少しずつ抜け出しつつあるように思われる。そのポイントになっているのは「打線の組み換え」だろう。

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 DeNAはオールスター明けの7月15日から2番筒香、3番ソト、4番ロペスという新オーダーを組んだ。以後7連戦で5勝2敗。クローザー山崎康晃の活躍もあるが、新打線が機能しているのは明らかだ。

7月13日までの、3人の打者の記録を比較する。

○ホセ・ロペス
82安打21四球19本塁打48打点39得点 打率.255出塁率.305

○筒香嘉智
76安打55四球17本塁打43打点45得点 打率.283出塁率.405

○ネフタリ・ソト
71安打28四球25本塁打54打点43得点 打率.240出塁率.308

 ロペスとソトは長打力はあるが四球を選ばず打ちに行くタイプだ。打点は多いが、得点は少ない。つまり塁に出るよりも走者を返す事が多かった。ロペスはここまで3、5、6番を打つことが多く、ソトは2、5、6、7番を打っていた。

 筒香は全く違うタイプともいえる。長打もあるが、じっくりと投球を見極め、出塁を増やすタイプの打者。打点はやや少なく、得点が多い。今季はずっと4番を打っていたが得点圏でやや勝負弱さが目立っていた。四球と安打による出塁数はロペスが103、ソトが99に対し、筒香は131もあった。筒香の高い出塁率を活かすための2番筒香、3番ソト、4番ロペスという新オーダーが組まれたともいえる。

以後の7試合の成績。

2番 筒香嘉智
11安打5四球0本塁打2打点6得点 打率.423出塁率.516

3番 ネフタリ・ソト
9安打7四球1本塁打8打点5得点 打率.375出塁率.516

4番 ホセ・ロペス
6安打2四球3本塁打12打点4得点 打率.222出塁率.276

 筒香は7試合で16度出塁し、6回本塁に帰ってきている。自身の打点は2と少ないが、とにかく出塁するという2番の役割をよく理解していると言えよう。本塁打はないが二塁打を3本打っており長打も出ている。

 ソトはここまで打順が何度も変わった。下位を打つことも多かったが、3番に固定されたこともあり打撃好調。ソトはチームの本塁打王でもあり、勝負を避けられることも増えて四球も増えている。ロペスは打率は低いが、好機に長打がよく出ている。7試合で12打点は驚異的だ。筒香などの走者を返すことに徹していると言えよう。

 得点は2番、3番、4番の順。打点は4番、3番、2番の順。理想的な打順になっている。それぞれが自らの役割に徹している。梅雨明け以降、巨人を追撃する体制は整ったと言えるだろう。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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