日ハム栗山監督、高校野球の議論活発化を求む「次の世代に何を残すのか」
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「みんなが真剣に考えることが大事」
日本ハムの栗山英樹監督は26日、高校野球の高校野球の過密日程について、「みんなが真剣に考えることが大事」と話した。
最速163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手が岩手県大会決勝で登板せず敗れたことが大きな議論を呼んでいる。栗山監督自身は17年までエンゼルス大谷翔平投手を預かっていたとあって、「どういう状況かは中にいるしかわからない。監督の気持ちが痛いほどわかる」と国保監督を気遣った。
投手の怪我にもつながる連投、球数制限などが問題視されている。「答えはない。全てにプラス、マイナスがある。次の世代に何を残すのか。野球界全体がもう一回、考えなさいというメッセージ。俺ごときが意見できることではない」と議論の活発化を求めた。
(Full-Count編集部)
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