西武十亀、2回途中8安打7失点での降板を猛省 黒星消滅も「修正しきれなかった」

西武・十亀剣【写真:荒川祐史】
西武・十亀剣【写真:荒川祐史】

初回に大田に先制打許し2回は2被弾で一挙6失点の大乱調

■日本ハム 12-7 西武(26日・メットライフ)

 西武の十亀剣投手が26日の日本ハム戦(メットライフ)に先発し、2回途中8安打7失点で早々と降板となった。味方打線が一時、追いつき黒星こそ消えたが「修正しきれなかった」と反省の言葉を並べた。

 序盤から苦しい投球が続いた。初回は先頭・西川に左中間二塁打を浴びると続く大田に右翼線へタイムリー二塁打を浴びあっさり先制を許す。2回には平沼のプロ1号ソロ、中田に22号2ランを浴びるなど一挙6失点。1回1/3、8安打7失点の炎上劇だった。

 試合後、十亀は「インコースに行き過ぎてしまった」と猛省。初回は日本ハムの上位打線に立て続けに二塁打を浴び、「単打だったら違う形になっていたかもしれない。もう少し工夫しないといけなかった。修正しきれなかった」と悔やんだ。辻監督も「ボールに力がなかった」と呆れ気味だった。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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