大谷、鍵はフライ増!? 打球速度169キロ以上で打率.632も…「MLB平均は.711」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

地元記者がツイート「再びフライを打ち始めれば…」

■エンゼルス – タイガース(日本時間31日・アナハイム)

 30日(日本時間31日)の本拠地タイガース戦に「3番・DH」で6試合連続スタメン出場するエンゼルスの大谷翔平投手。29日(日本時間30日)の同戦では3打数無安打1四球に終わり、2試合連続、11打席無安打となった。だが、地元記者は、大谷がフライを打ち始めれば相手にとって脅威になると、データを基に説明している。

 大谷は29日の試合で、初回1死一塁で通算94勝右腕のジマーマンと初対戦。打球速度115マイル(約185キロ)と自己最速タイの打球を放ったものの、二塁手の正面を突き二ゴロ併殺打に倒れた。しっかりと捉えていただけに、不運とも言える当たりだった。

 すると、地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者は「(大谷は)今シーズン、105マイル(約169キロ)以上の打球を放った際の彼は38打数24安打(打率.632)となっている。MLB平均は.711」とツイートした。

 近年、メジャーでは打球速度が重視されているが、やはり速い打球であればかなりの高い確率でヒットになっているという。ところが、大谷はMLB平均を下回っている。この日の打球も角度がついていれば、ヒット、そしてホームランになる可能性が高まっていたはずだ。

 フレッチャー記者はツイッターで「要点:再びフライを打ち始めれば、彼が与えるダメージも更に増すことになるだろう」と続け、打球を上げることの重要性を説いている。後半戦はまだ1本塁打の大谷だが、捉えた打球は多いだけに、角度が付きはじめれば6~7月のような量産体制に入るかもしれない。

(Full-Count編集部)

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