オリ、大荒れ警告試合に敗れる 西村監督は3死球に不満「あまり語りたくない」

オリックス・西村徳文監督【写真:荒川祐史】
オリックス・西村徳文監督【写真:荒川祐史】

延長12回5時間超の熱戦はサヨナラ押し出し四球で決着「12回に点を取ってあげないと」

■ロッテ 7-6 オリックス(1日・ZOZOマリン)

 オリックスは1日、敵地でのロッテ戦に6-7で敗れた。延長12回にエプラーがマーティンに押し出し四球を与えてサヨナラ負け。延長戦に入る前にはオリックスが3つの死球を受け、両軍が乱闘寸前となって警告試合に。西村監督は試合後に「ちょっと当てられすぎ」と不満を示した。

 オリックスは1点を追う5回に吉田正がボルシンガーから死球を受けると、3点ビハインドの7回2死走者なしでは西野が酒居から死球を受けて西村監督が激怒し、一触即発に。さらに、同点に追いついた直後の8回には2死一、二塁で西野が2打席連続の死球を受け、両軍がベンチから出てきてあやわ乱闘の騒然とした雰囲気となった。

 その後、試合は同点で延長へ。オリックスは12回、1死満塁でエプラーがマーティンに押し出し死球を与え、5時間18分の死闘を落とした。西村監督は「延長12回のところでなんとか点を取ってあげないといけない。どうしても、12回裏こういう形になるときついんじゃないですかね」と振り返った。

 さらに、3つの死球を受けたことについては「だからああいう形になったんでしょうけどね。そこはもうあまり語りたくないね。ちょっと当てられすぎだなと思いますね」と話していた。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

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