大谷翔平、ボテボテ二塁打に名物実況はセールに同情 「フラストレーションの溜まるヒット」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

第1打席で三塁線へのボテボテの当たりも三塁手が見送り左翼線二塁打

■Rソックス – エンゼルス(日本時間9日・ボストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地レッドソックス戦に3試合ぶりに「3番・DH」でスタメン出場。第1打席で左翼線二塁打を放った。ボテボテのゴロだったが、三塁手がファウルと判断。見送った打球はファウルラインを切れず、二塁打となったが、エンゼルスの名物実況は「投手とすればかなりフラストレーションの溜まるヒット」と左腕セールに思わず同情している。

 敵地フェンウェイパークにため息が漏れた。初回の第1打席、1ボールの場面で、内角直球に大谷はハーフスイング。打球は三塁線へのボテボテの当たりとなった。

 ロサンゼルスで中継している「FOXスポーツ・ウエスト」の名物実況ビクター・ロハス氏は「三塁方向に転がりますが、フェアボールだ!」と一気にテンションアップ。

 三塁線上に転がったボテボテの打球をデバースが素手でキャッチを試みたが、ファウルと判断。見送った打球がフェアになると、慌てて追いかけた。

「オオタニは一塁を大きく回りますが、それでも二塁打です!」とロハス氏は苦笑交じりにレポートする珍プレーとなった。

「投手とすればかなりフラストレーションの溜まるヒットでしょう。特に素晴らしいボールを投げた後には」とロハス氏は相手の変則左腕セールに同情気味だった。

 快足を飛ばし二塁に到達した大谷もまさかの二塁打に塁上で苦笑いを浮かべていたが、相手エースにとっては不運な二塁打となった。

(Full-Count編集部)

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