敦賀気比・杉田が史上6人目のサイクル達成で7打点 先発全員安打で5年ぶり3回戦進出

第4試合は敦賀気比が国学院久我山を下し3回戦進出
第4試合は敦賀気比が国学院久我山を下し3回戦進出

22安打19得点の猛攻、笠島は自己最速145キロを記録するなど6回2失点と好投

 第101回全国高校野球選手権大会第8日が13日、甲子園球場で行われ、第4試合は敦賀気比(福井)が国学院久我山(西東京)に19-3で勝利。2014年以来5年ぶりに3回戦に進出した。

 敦賀気比は初回、2死走者なしから杉田、木下、高原、野道、長浜の5連打で3点を先制。2点を返された2回にも1死一、三塁から杉田の2点二塁打、木下の適時打で3点、3回にも2死満塁から杉田の2点適時打で3点を追加した。5回にも2点を追加すると、7回には1番・大島が右前打を放ち、先発全員安打。9回には3番・杉田翔太郎が2ランを放ち、夏の甲子園史上6人目のサイクル安打を達成。終わってみれば22安打19得点と圧倒した。杉田は7打点の大暴れだった。

 投げては先発の2年生エース・笠島が、死球にはなったものの自己最速145キロを記録するなど、6回4安打2失点と好投。1回戦で自己最速を2キロ更新する144キロを投じたが、さらに1キロ更新した。注目を集める存在となりそうだ。

 敗れた国学院久我山は9回に1点を返す意地を見せたが、1回戦の甲子園初勝利に続く2勝目はならなかった。

 過去の夏の甲子園でのサイクル安打達成者は以下の通り。

杉山慎二郎(平安) 第31回(1949年)
玉川寿(土佐) 第57回(1975年)
沢村通(大阪桐蔭) 第73回(1991年)
藤本敏也(明徳義塾) 第80回(1998年)
林裕也(駒大苫小牧) 第86回(2004年)
杉田翔太郎(敦賀気比) 第101回(2019年)

(Full-Count編集部)

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