セールが金字塔 史上最速で2000奪三振、ペドロ・マルティネスの記録を大幅更新

通算1626投球回での達成は、マルティネス氏の記録を145イニング超上回る
■インディアンス – レッドソックス(日本時間14日・クリーブランド)
レッドソックスのクリス・セール投手が、メジャー最速となる金字塔を打ち立てた。
13日(日本時間14日)に行われた敵地インディアンス戦で今季25試合目の先発マウンドに上がった左腕。初回、いきなり3者連続奪三振と圧巻の立ち上がりを見せると、4回から5回1死にかけて4連続奪三振。6回、7回に2点ずつを失って5失点を喫したものの、12個の三振を奪った。
この試合までにキャリア通算1995個の三振を奪っていたセール。3回2死でオスカー・メルカドからこの日5つ目の三振を奪って通算2000奪三振を達成した。MLBスタッツの公式ツイッターによれば、セールは通算1626投球回での2000奪三振到達となり、これはメジャー史上最速。これまではペドロ・マルティネス氏の持っていた1771.1投球回が最速だったが、これを145イニング上回る驚異的なスピード達成となった。