日ハム栗山監督、ドラ4万波への期待は? 「あの笑顔だろ。野球を楽しそうに…」

日本ハム・万波中正【写真:石川加奈子】
日本ハム・万波中正【写真:石川加奈子】

高卒1年目ながらイースタン10本塁打に「長打力?もちろん」

 日本ハムのドラフト4位、万波中正外野手が14日、プロ初めて1軍に合流した。ロッテ戦(東京ドーム)で出場選手登録された。栗山英樹監督は「みんなが見たいと思ってくれる野球をするのは大事。それもあるけど、今勝つために勢いをつけないといけない。フレッシュな力よりもガムシャラに野球をやる。答えがあったら上手くやるんだけど、答えなんかない。できることは必死になって、命がけになって野球をするのは大事。そういうのを持ち込んで欲しい」と期待した。

 万波はイースタンで67試合に出場し、打率.248、10本塁打、30打点。高卒1年目ながら2軍ではチームトップ本塁打数だ。「“ノー感じ”がなくなってきたよね。変化球に対してとか。(これまでは)自分の好きな球を待っている感じしかしなかった。野村とか他の選手も見ていたけど、なんとなく今いい感じ。万波が一番良く見えた」と評価。続けて「この日しかない時が起こる。神様が決めていることをこちらが逃さないように。みんな『えぇ』と思うかもしれないけど、こちらは勝つためにやっている普通のこと。万波の特長? あの笑顔だろ。まず野球を楽しそうにやっている。それはすごく大事な要素。長打力? もちろん」と期待を込めた。

(Full-Count編集部)

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