ロッテ4位浮上 代打・角中&途中出場の岡が殊勲打、井口監督「結果残してくれた」

ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】
ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】

残り30試合 Aクラス浮上へ井口監督「しっかり勝ちにいく」

■ロッテ 7-3 楽天(20日・ZOZOマリン)

 ロッテは20日、本拠地での楽天戦に7-3で勝利。連敗を3で止め、再び単独4位に浮上した。1点を追う7回に2本の二塁打で逆転し、8回に一挙4点を挙げて試合を決めた。
 
 楽天・岸の前に6回まで4安打1得点と苦しんでいた打線が7回に目を覚ました。1死から7番井上が左前打。続く代打・角中の打球球は一塁ベース直撃の二塁打となり、代走・岡が生還。同点に追いついた。さらに2死三塁で1番・荻野が左翼線への二塁打を放ち、逆転に成功。岸をKOした。
 
 勢いに乗るロッテは8回1死二塁で中村奨が適時打、そして岡が4号3ランを放ってこの回4点。試合を決めた。
 
 投げては石川が力投した。8回111球を投げて、6安打11奪三振2失点。6月2日以来となる今季4勝目(5敗)を手にした。
 
 試合後、井口監督は「石川が頑張ってくれた。この3試合は打線が投手を援護できていなかったが、今日はしっかりできたと思う。角中、岡もしっかり結果を残してくれた」と途中出場で殊勲打を放った2人を称えた。
 
 日本ハムが敗れたため単独4位に浮上した。順位争いが熾烈を極める中、残り30試合。指揮官は「ここまでやってきたことを最後まで出せるように戦っていく。しっかり勝ちにいきたい。」と力を込めた。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

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