楽天松井が4度目30セーブ、オリ5連勝で5位日ハムに0.5差…21日のパ・リーグは?

オリックス・西村徳文監督【写真:荒川祐史】
オリックス・西村徳文監督【写真:荒川祐史】

西武は山川2発でカード勝ち越し、ソフトバンクは柳田&岩嵜復帰もマジック点灯お預け

 パ・リーグは21日、3試合が行われ、西武、楽天、オリックスが勝利した。最下位のオリックスは5連勝で、5位の日本ハムとのゲーム差は「0.5」となった。

 西武は本拠地・日本ハム戦に11-6で勝利し、2連勝でカード勝ち越しを決めた。同点の2回に山川の36号ソロ、金子侑の3号2ランなどで4点を奪取。1点差に迫られた5回にも山川の37号2ランが飛び出すと、7回には森の適時二塁打、金子侑のタイムリーなどで4点を追加した。本塁打リーグトップを独走する山川の1試合2本塁打は6月6日の広島戦以来76日ぶり。秋山は2安打で17試合連続ヒットとし、榎田は5回4失点で5月24日以来、約3か月ぶりの白星となる3勝目(2敗)を挙げた。日本ハムは2回に清宮が4番初本塁打を放つなど5点を奪ったが、5失策で11失点。連敗で負け越しが決まった。

 楽天は敵地・ロッテ戦に3-1で競り勝ち、連敗を2で止めて貯金を1とした。3回に茂木の12号ソロで先制。7回にはブラッシュの23号ソロが飛び出すと、9回には田中が貴重な適時三塁打を放った。則本昂が7回途中3安打5奪三振1失点の力投で今季3勝目(3敗)。9回を締めた松井2年ぶり4度目の30セーブ目を挙げた。ロッテは先発のドラフト3位ルーキー小島が7回2失点と粘ったが、打線の援護に恵まれず4敗目(1勝)を喫した。

 オリックスは敵地・ソフトバンク戦に14-4で逆転勝ち。5連勝で借金を4として、5位の日本ハムに0.5ゲーム差に迫った。2点を追う6回に安達の左中間2点二塁打で同点。続く若月の右前適時打で逆転した。7回にはモヤが適時二塁打、小田が中越え3号3ラン、8回にはロメロが2点適時打、モヤが7号2ランと終盤に打線が爆発。16安打14得点で大勝した。ソフトバンクは左膝裏の肉離れで戦列を離れていた柳田が4月7日のロッテ戦以来、136日ぶりに1軍復帰。「2番・DH」で先発出場し4打数1安打だった。また、9回には右肘を痛めて2度の手術を受けた岩嵜が昨年4月以来、1年4か月ぶりに登板し1回1奪三振1安打1四球で1失点。1回に内川が11号2ランを放つなど先手を取ったが、救援陣が打ち込まれて連勝は2で止まり、マジック点灯はお預けとなった。

→1 ソフトバンク 115試合63勝48敗4分 -
→2 西武 113試合59勝53敗1分 4.5
→3 楽天 113試合55勝54敗4分 2.5
→4 ロッテ 114試合54勝57敗3分 2.0
→5 日本ハム 114試合53勝56敗5分 0
→6 オリックス 113試合52勝56敗5分 0.5

(Full-Count編集部)

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