田中将大、6回5失点で7敗目も地元メディアは拙守を指摘 「タナカの足を引っ張って…」

敵地でのアスレチックス戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
敵地でのアスレチックス戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

23日のアスレチックス戦で6回5失点で7敗目を喫した田中、6年連続2桁勝利となる10勝目はお預け

■アスレチックス 5-3 ヤンキース(日本時間23日・オークランド)

 ヤンキースの田中将大投手は22日(日本時間23日)、敵地アスレチックス戦に先発。6回8安打5失点4奪三振2四球で7敗目を喫した。日本人初の6年連続2桁勝利となる今季10勝目はお預けとなったが米メディアは「ヤンキースの守備は今夜タナカの足を引っ張っている」と、守備陣に苦言を呈した。

 初回に3失点、33球を投げる苦しい立ち上がりとなった田中。3回にはチャップマンに左前適時打を浴び4点目、さらに1死一、三塁ではカナを遊ゴロ併殺に打ち取ったかに見えたが二塁トーレスの一塁送球が逸れ5点目を失った。

 米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のヤンキース番を務めるリンゼイ・アドラー記者は自身のツイッターで「もっと、まともな守備ができたはずなのに。タナカはこの数字に満足することはないだろう。しかし、覚えておくべき重要なことは、彼が今回見せた(地道に)投げ抜く能力だ」と、守備の乱れにも動じず淡々と投げ抜く右腕を評価。

 さらに地元紙「NYタイムズ」のジャームス・ワグナー記者も「ヤンキースの守備は今夜タナカの足を引っ張っている」と田中に“同情”。次回登板では相手を圧倒する投球を見せ6年連続2桁勝利となる10勝目に期待がかかる。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY