楽天平石監督が猛抗議で場内騒然! 浅村の大飛球めぐり審判に詰め寄る

楽天・平石洋介監督【写真:荒川祐史】
楽天・平石洋介監督【写真:荒川祐史】

小谷野、真喜志両コーチも仲裁に

■西武 – 楽天(23日・メットライフ)

 西武-楽天の15回戦(メットライフ)で7回に浅村の打球に対する審判の判定を巡り、楽天の平石監督が猛抗議する一幕があった。

 楽天が1点を追う7回、先頭の浅村が右翼ポール際へ痛烈な打球を打ち上げた。右翼の木村が一度フェンスにぶつかった捕球をフェンス際で捕球したが、一塁審判の秋村が一度アウトのジェスチャーを見せた後にすぐにセーフと判定を変更。

 浅村はダッシュし二塁に滑り込んだものの、走塁死となった。この判定に対し、楽天・平石監督はベンチを飛び出し猛抗議。4人の審判団が集まり協議を行っている最中も平石監督の怒りは収まらず、真喜志ヘッドコーチや小谷野打撃コーチが仲裁に入ろうとする場面もあった。

 結局判定は覆らず、浅村の記録はシングルヒットと走塁死となった。この日の責任審判を務める西本球審は一塁審判がアウトと判定した後にノーキャッチと判定を変えたと場内に説明。試合は1死走者なしで再開された。1点差を追いかける終盤の攻撃で起きただけに、楽天ファンも騒然としていた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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