オリオールズがスタッフ11人を大量解雇 MLBワースト2の勝率.320と低迷
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エライアスGMはコスト削減ではなく再建のためと説明
ア・リーグ東地区最下位に沈むオリオールズが、再建に向けてスタッフ11人を解雇した。AP通信が伝えている。
オリオールズは22日(日本時間23日)時点で41勝87敗。勝率.320はタイガースの.304に次ぐメジャーワースト2位となっている。マイク・エライアスGMが、再建の序盤段階にあるチームを立て直す一環として、スカウト部門とフロントオフィスの11人を解雇したという。
この“大量解雇”は23日(同24日)に発表され、エライアスGMは「現在球界は変化の時にありますし、オリオールズもそうです。変化をもたらすためには、変化しなければなりません」とコメント。AP通信は「彼はこれがコスト削減の動きではなく、現在のメジャーリーグのスカウティングに適応するためだと主張した」と報じている。
エライアスGMはさらに「情報量、ビデオ、データの増加により、スカウティングには変化が起こっています。スカウトの仕事も変化しました」「彼らのこれまでの貢献は多大なものであり、それを軽んじてはいません。しかし、将来を見据え、難しい選択をするのも私の仕事です」とも言及。あくまで、コスト削減ではなく再建のための決断だと説明している。
(Full-Count編集部=AP)
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