菊池雄星、4回2被弾5失点で6勝目ならず… 田中将大は4回まで無安打の快投

ヤンキース戦に先発登板したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】
ヤンキース戦に先発登板したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】

4回95球で降板し防御率5.36、田中は4回まで無安打無失点の好投

■マリナーズ – ヤンキース(日本時間28日・シアトル)

 マリナーズの菊池雄星投手が27日(日本時間28日)、本拠地ヤンキース戦に先発。田中将大投手と日米通じて初の投げ合いとなったが、4回8安打5失点で降板した。初回にジャッジに通算100号の先制2ランを浴びると、3回にはガードナーに3ランを被弾。8月18日(同19日)の敵地ブルージェイズ戦では9回2安打無失点、わずか96球で自身メジャー初の完封勝利を達成していたが、この日はゲームを作れず6勝目はならなかった。

 完封劇から中8日での登板となった菊池だが、初回に先頭ルメイヒューに左前打を許すと、ジャッジには92マイル(約148キロ)の直球をセンターバックスクリーンに運ばれる。打球速度114マイル(約183.5キロ)、飛距離462フィート(約140.8メートル)の強烈な一発で先制を許した。

 しかし、その後は1死からサンチェスに四球を与えたものの、後続は断って追加点は許さず。2回は2死からフォードに二塁打を浴び、ルメイヒューは四球で一、二塁とされてジャッジを迎えたものの、ここはチェンジアップで空振り三振に仕留めた。

 3回、菊池は先頭トーレス、サンチェスに連打を浴びると、ガードナーには90マイル(約145キロ)の直球を捉えられ、右翼フェンスをギリギリで越える3ランを被弾。5失点となった。その後、2死からロマインに二塁打を浴びたものの、フォードは遊ゴロ。4回は2死からトーレスのヒット、サンチェスの四球でピンチを招いたが、ガードナーはニゴロに仕留めた。

 しかし、この回限りで降板。菊池は5月8日(9日)に敵地ヤンキースタジアムで先発し、7回2/3を3安打1失点の好投で勝利投手となっていたが、この日は白星はならず。95球を投げてストライクは59球。防御率は5.36となった。一方、田中は4回まで無安打無失点の快投を見せている。

(Full-Count編集部)

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