19歳売り子ひなさん、ハツラツ笑顔で自己最高259杯「前日の自分を上回りたい」

アサヒビールを担当しているひなさん【撮影:馬塲呉葉】
アサヒビールを担当しているひなさん【撮影:馬塲呉葉】

アサヒビール担当のひなさん、野球のルールを教えてくれたのはスタジアムのお客さん

「プロ野球が好きだから、球場で働いてみたい!」と思ったことがある人は多いだろう。チケットもぎり、清掃、飲食販売など、1日で数万人を動員するスタジアムを支える仕事は多岐に渡る。そしてその中でも、ビールの売り子さんは「花形」だ。

 重たいタンクを背負ってスタンドを駆け回り、猛暑でも雨でも笑顔を絶やさない彼女たちの姿に、淡い憧れを覚える女性も少なくはないはず。また、売り子さんの存在は海外のスタジアムでは見られないもので、日本プロ野球の大切な文化のひとつでもある。

 ここではそんな売り子さんのうち、楽天の本拠地・楽天生命パーク宮城で働く人たちを紹介。最初に「パ・リーグインサイト」編集部のインタビューに答えてくれたのは、アサヒビールを担当しているひなさんだ。

 小柄で、ハツラツとした笑顔が印象的なひなさんは、青森県出身の19歳。小学校5年生のときに親御さんの転勤で仙台に住むことになり、プロ野球に触れるようになったそうだ。「岩隈久志選手(当時・楽天イーグルス/現・巨人)が小学校に来てくださった時に、キャッチボールをしているところを間近で見て、野球選手ってすごいなと思いました」。そんな風に、楽天イーグルスの存在は身近に感じていたものの、ルールについてはほとんど知識がなかったと言う。

「2万人以上のたくさんのお客様から見られながらお仕事することはなかなかないし、貴重な経験ができると思って売り子に応募しましたが、野球の知識は全然なかったんです。売り子をしながら、どうやって点が入るんですか? とか、どこからがファウルで、どこからがホームランなんですか? とか、そういう初歩的なことをお客様に聞きながら、だんだんと覚えて、好きになっていきました」

 今ではすっかり楽天イーグルスのファンで、「藤平尚真投手が好きです。同じ世代の方が活躍されていることを知って、私自身刺激になったので」と笑顔を見せる。楽天生命パーク宮城の好きなところは、「他の球場にはない、野球観戦だけじゃなく、お子さんが楽しめる遊園地のようなところ」だと言う。

ハードなお仕事にも前向き「やりたいからやるという感じ」

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