前田健太、救援に配置転換 ロバーツ監督「どんなことでも引き受けてくれるだろう」

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

3日予定の先発登板回避が決定、ポストシーズンを見据えた救援配転

■ドジャース – ロッキーズ (日本時間3日・ロサンゼルス)

 ドジャースの前田健太投手が救援に回ることが2日(日本時間3日)決まった。3日(同4日)の本拠地でのロッキーズ戦に先発予定だったが、“回避”することが決定。ロバーツ監督は「数日前に彼と話をした。彼は先発投手だ。我々は彼を先発としてみている。彼も先発として投げることを望んでいる。だが彼は良いチームメイトでもある。彼は我々が求めることなら、どんなことでも引き受けてくれることになるだろう」と慎重に話した。

 今季の前田は27試合に登板し、救援は7月19日マーリンズ戦の1度だけ。一方で、ナ・リーグ西地区の首位を独走するドジャースにとって、ワールドシリーズ制覇が至上命題。首脳陣は、2017年のポストシーズンで大活躍するなど救援で実績を残している前田を配置転換する決断をしたもようだ。

 前田はこの日報道陣の取材に応じ、「明日(3日)の先発はありません」と明言した。さらに「ノーコメントで… 言える時がきたら言います」と冗談めかしながら揺れる心境を明かした。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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