マジック点灯に王手の鷹、初回に3点先制 満塁ピンチ脱して中村晃&デスパ弾

ソフトバンク・中村晃【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・中村晃【写真:藤浦一都】

中村晃が先制3号2ランを放つと、デスパイネが31号ソロで続く

■ソフトバンク – 楽天(4日・ヤフオクドーム)

 マジック点灯に王手をかけるソフトバンクが欲しかった先制点を奪った。4日、本拠地ヤフオクドームでの楽天戦。初回、大ピンチを脱すると、その裏に中村晃が先制の2ランを放ち、幸先よく2点を先制した。

 初回、先発のミランダが乱れた。先頭の茂木に左前安打を浴びると、島内には1球もストライクが入らずに四球を与えた。いきなり無死一、二塁。浅村、ブラッシュは打ち取ったものの、銀次はこの回2つ目の四球を与えた。2死満塁の大ピンチとなったが、下水流を二飛に打ち取り、何とか窮地を脱した。

 すると、その裏、味方打線が楽天先発の則本昂に牙を向いた。先頭の牧原が粘った末にに左前安打で出塁。続く中村晃は2ボールからの3球目、ど真ん中に入ってきた甘いストレートを右翼ホームランテラス席に突き刺す3号2ランで2点を先制した。さらに1死からデスパイネに復帰後初本塁打となる31号ソロも飛び出し、いきなり3点を先行した。

 首位のソフトバンクがこの日勝ち、西武がオリックスに負けるか、引き分け、ソフトバンクが引き分けた場合でも西武がオリックスに負けると、優勝へのマジック17が点灯する。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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