鷹、西武に“お付き合い”でマジック点灯また失敗 ロッテは西野がプロ初完投初完封
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ソフトバンクの連勝は5でストップし、またもマジック点灯ならず
■ロッテ 4-0 ソフトバンク(7日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクは連勝が5で止まり、マジック点灯を逃した。7日、本拠地ヤフオクドームでのロッテ戦。前日に千賀がノーヒットノーランを達成し勢いに乗りたいところだったが、打線が4安打に封じられた。試合前に西武が敗れていたため、勝てば、マジック14が点灯するところだったが、“お付き合い”でお預けとなった。
先発の和田が5回、先頭の藤岡に中前安打、1死から鈴木に死球を与えると、早大の後輩・中村奨に左翼線へ適時打を浴びて先制点を奪われた。左腕がここで降板となると、2番手・椎野が続く井上に犠飛を許して2点目を奪われた。椎野が6回、マーティンに2ランを被弾してリードを4点に広げられた。
打線は初回無死一、二塁のチャンスを作ったが、クリーンナップが打ち取られて無得点。尻上がりに調子を上げていったロッテ先発の西野の前に7回までわずか4安打に封じられてゼロを並べられた。8回以降もリリーフ陣に抑えられて連勝が止まった。
ロッテは5回、中村奨の適時打で先制すると、続く井上の犠飛で2点目。6回には前日2失策を犯したマーティンが汚名返上の一打となる11号2ランを放ってリードを広げた。先発の西野がプロ初完投初完封の力投で、このリードを守り抜き、2勝目をマークした。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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