大谷翔平、183キロ自己最速弾でメジャー通算40号 「引っ張っているので速度が出るのは普通」

本拠地でのインディアンス戦で18号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
本拠地でのインディアンス戦で18号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

第3打席で4試合ぶりとなる18号ソロ、自己最速となる打球速度183キロをマーク

■インディアンス 4-3 エンゼルス(日本時間12日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地のインディアンス戦で「3番・指名打者」でスタメン出場。第3打席で4試合ぶりとなる18号ソロを放つなど5打数1安打1打点。メジャー通算40号は自己最速の打球速度114マイル(約183キロ)だった。

 4試合ぶりの一発は瞬く間に右翼スタンドに消えていった。3点を追う5回。1死走者なしから84.2マイル(約136キロ)のスライダーを完璧に捉えた打球は自己最速となる打球速度114マイル(約183キロ)をマークする18号ソロとなった。この一発でメジャー通算40号をマークし昨季を超える62打点とした。

 キャリア最速となる打球速度183キロの弾丸アーチで米通算40号を記録した大谷は「その前の真っすぐも見えてましたし、外きて内きてという配球でしたが良い所に打てたんじゃないかなと。引っ張っているので速度が出るのは普通じゃないかなと。ああいう打球もしっかり打てるなら幅も広がる」と振り返った。

 4試合ぶりのアーチで復調の気配を見せたが「スイング自体はシーズンの中でもいいんじゃないかなと思う。打てている、振れているというのはいい。それがヒットにつながるかどうかが大事。そこはもう一つ考えないといけない」と語っていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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