鷹・工藤監督が執念の継投策 4回途中で武田降板、嘉弥真が追いつかれる

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

まだ無失点だった武田を諦め、嘉弥真を投入

■日本ハム – ソフトバンク(14日・札幌ドーム)

 ソフトバンクの工藤公康監督が、執念の継投策に打って出た。14日、敵地・札幌ドームで行われた日本ハム戦。マジック12が点灯して迎えた一戦で、先発の武田を4回途中で諦めて継投策に転じた。

 3回に相手バッテリーのミスで先制点をもらったソフトバンク。先発の武田は3回まで無失点に抑えていたが、4回に突如崩れた。先頭の中田に四球を与えると、渡辺には中前安打を浴びた。さらに清宮にこの回2つ目の四球を与えると、工藤公康監督は、まだ無失点だった武田を降板させて継投に出た。

 2番手で投入された嘉弥真は平沼を捕邪飛、宇佐見を遊飛に打ち取り、2死として継投がハマったかに思えた。だが、中島に粘られ、押し出しの四球を与えて同点に。続く西川は見逃し三振に斬ったが、試合は振り出しに戻った。

(Full-Count編集部)

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