感動を呼んだイチロー氏の英語スピーチ 米メディアは改めて称賛「プロフェッショナル」

「フランチャイズ・アチーブメント賞」の授賞式で英語でスピーチしたイチロー氏【写真:Getty Images】
「フランチャイズ・アチーブメント賞」の授賞式で英語でスピーチしたイチロー氏【写真:Getty Images】

球団に貢献し、大きな功績を残した人物に贈られる「フランチャイズ・アチーブメント賞」を受賞

 マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏は14日(日本時間15日)、球団に貢献し、大きな功績を残した人物に贈られる「フランチャイズ・アチーブメント賞」を受賞した。イチロー氏は英語で約5分間のスピーチを行った。米メディアは改めて背番号「51」の功績に敬意を表している。

 イチロー氏は英語で行ったスピーチで「大きな心で私を受け入れてくれました」と、シアトルのファンに感謝すると「私が知っている最も素晴らしい選手たちと共に、または、そのような選手たちを相手にプレーできたことは、大きな誇りです」とメジャーへの敬意を表した。

 ファンから喝采を浴びた“レジェンド”の表彰式。米メディアも続々とイチロー氏の功績を称えていた。米経済紙「フォーブス」のハワード・コール記者は自身のツイッターで「『レジェンド』という言葉が、球界であまりにもで不用意に使われすぎているが、今回はこれに当てはまらない。イチローは初年度選出による殿堂入り選手だ」と最敬礼。

 さらに米TV局「KREM2」のレポーターを務めるタイラー・ヴィド氏も「利己的で、目立ちたがりで、自分勝手な人が多いプロスポーツの世界で、どんな時でも一所懸命に頑張るプロフェッショナルでいてくれてありがとう」と称賛、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のジェームス・フィーガン記者は「『ありがとう、とても、緊張している』とスピーチを始めたが全くそういう風には見えなかった」と最後までプロフェッショナルな姿を見せたイチロー氏の姿を伝えていた。

(Full-Count編集部)

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