西武平井、稲尾に並ぶパ・リーグ記録の78試合登板! 8回から登板し1回無失点

本拠地での楽天戦に登板した西武・平井克典【写真:荒川祐史】
本拠地での楽天戦に登板した西武・平井克典【写真:荒川祐史】

球団OB・稲尾和久が1961年に記録した78試合に並ぶ

■西武 – 楽天(20日・メットライフ)

 西武の平井克典投手が20日の楽天戦(メットライフ)で同点で迎えた8回に4番手として登板し、1回無失点でバトンをつないだ。パ・リーグの1シーズン最多登板は「神様、仏様、稲尾様」で知られる球団OB・稲尾和久が1961年に記録した78試合で、平井はこの日の登板でこれに並んだ。

 この日は同点で迎えた8回に4番手として救援登板すると、先頭の茂木に中安打を許したが、浅村を遊併殺に。最後はブラッシュを148キロ直球で空振り三振に仕留めた。

 2016年ドラフト5位でホンダ鈴鹿から入団した平井。2017年のプロ1年目に42試合に登板すると、2年目の2018年にはセットアッパーとして定着し64試合に登板。勝利の方程式の一角を担い、チームのリーグ優勝に大きく貢献した。3年目の今季はフル回転でここまで34ホールドをあげている鉄腕が、球団の歴史に新たにその名を刻んだ。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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