ドラ1候補の明大・森下、侍U-18の石川、宮城ら続々提出…今週のプロ志望届動向

各世代の侍ジャパンにも選出されていた明治大・森下暢仁、東邦・石川昂弥、興南・宮城大弥(左から)【写真:荒川祐史】
各世代の侍ジャパンにも選出されていた明治大・森下暢仁、東邦・石川昂弥、興南・宮城大弥(左から)【写真:荒川祐史】

高校生では履正社・井上、花咲徳栄の韮澤らも提出

 日本高野連は4日、全日本大学野球連盟は5日から2019年度の「プロ野球志望届」提出者の掲載を開始しており、すでに2週間以上が経過した。ここまで高校生89人、大学生56人の計145人が提出。土・日・休日は公式HPの一覧が更新されないが、今週は17日から20日までの4日間で侍ジャパンのU-18代表、大学代表の選手らが続々と公示された。

 高校生は、17日に八戸学院光星の武岡龍世内野手、津田学園の前佑囲斗投手、興南の宮城大弥投手が公示。「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に出場した侍ジャパンU-18高校代表の選手では“一番乗り”となった。

 18日には日本航空石川の148キロ右腕・重吉ら3選手、19日には日本文理の147キロ右腕・翁長ら3選手が提出。さらに、20日にはドラフト1位候補の東邦・石川昂弥内野手、履正社・井上広大外野手、花咲徳栄・韮澤雄也内野手ら9選手が公示された。井上は今夏の甲子園で主砲として履正社を初優勝に導き、選抜を制覇した東邦の石川、花咲徳治の韮澤はU-18W杯でも活躍した。

 また、大学生では17日にドラフト1位候補の明大・森下暢仁投手ら12人が公示。大分商時代から注目を集めた森下は、明大で最速154キロ右腕に成長。東京六大学では通算36試合登板、14勝6敗、防御率2.71の成績をマークしており、今春はリーグ優勝、全日本大学野球選手権でも38年ぶりの優勝へ導いた。即戦力右腕で、星稜高の奥川、大船渡高の佐々木と共にドラフト1位候補と見られている。

 同日には計12人が公示され、右サイドから150キロの直球を投げる同じ明大の伊勢大夢投手、昨年の全日本大学野球選手権の胴上げ投手で日米野球の侍ジャパン大学代表にも選出された東北福祉大の津森宥紀投手も提出した。

 さらに、18日には、富士大の吉田開外野手、元ロッテ岡部明一氏の長男で九州共立大の岡部拳門投手ら6人、20日には福岡大の宮田輝星外野手、九州共立大の石原司外野手の2選手が公示された。

 2019年度の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」は10月17日に都内のホテルで開催される。

(Full-Count編集部)

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