中日が快勝し3位広島と1.5差に ヤクルトは館山、畠山の引退試合を飾れず

中日・柳裕也【写真:荒川祐史】
中日・柳裕也【写真:荒川祐史】

19歳の燕村上が36号弾、1953年の中西太に並ぶ高卒2年目以内の最多本塁打

■中日 14-2 ヤクルト(21日・神宮)

 セ・リーグ4位の中日は21日、敵地のヤクルト戦に10-2で快勝。3位広島が敗れたため両チームのゲーム差は1.5に縮まった。ヤクルトは館山昌平投手、畠山和洋内野手の引退試合を飾ることができなかった。

 中日は1回、福田の左犠飛で先制。3回には木下拓の2号ソロ、ビシエドの適時打、高橋の7号3ランで5点を挙げた。5回には大島の3号ソロ、福田の適時二塁打で2点。6回には大島の適時打、京田の適時二塁打で2点を加えて試合を決めた。柳が6回6安打2失点で11勝目(6敗)を挙げた。

 ヤクルトは17年目の館山が先発で現役ラスト登板に臨み、先頭の大島を二ゴロに打ち取って降板。しかし、ドラフト1位ルーキー清水が6失点されるなど2番手以降の若手投手が打ち込まれた。打線は高卒2年目の19歳村上が4回に36号ソロを放った。自身の10代最多本塁打を更新するとともに、高卒2年目以内の本塁打数でも1953年の中西太に並んで最多となった。19年目の畠山は6回に代打で登場し、右前打を放って有終の美を飾った。

(片倉尚文 / Naofumi Katakura)

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