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プホルスの2000打点記念球 一度はファンが返却拒否→本人受け取り拒否で博物館入り

5月に史上3人目となる通算2000打点目を記録したアルバート・プホルス内野手だが、その記念となるホームランボールの所蔵先がようやく決まったとMLB公式サイトが伝えている。ファンが獲ったそのボールは当初、返却を拒否されていたが、後にプホルス本人も受け取りを“拒否”していた。

エンゼルスのアルバート・プホルス【写真:Getty Images】
エンゼルスのアルバート・プホルス【写真:Getty Images】

球史に残る価値あるボールがファンにとっても大事なボールに

 5月に史上3人目となる通算2000打点目を記録したアルバート・プホルス内野手だが、その記念となるホームランボールの所蔵先がようやく決まったとMLB公式サイトが伝えている。ファンが獲ったそのボールは当初、返却を拒否されていたが、後にプホルス本人も受け取りを“拒否”していた。

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 同記事は「数か月にわたる旅は終わりを迎えた」とそのボールが野球殿堂博物に到着したことを伝えている。5月9日の敵地タイガース戦で放ったホームランボールは、タイガースファンのイーライ・ハイズさんが手に入れていた。MLB公式サイトが当初伝えたところによると、「彼はボールをキープすると言い、両チームからのサイン付き記念品やプホルスと会う機会さえ断った」という。

 一夜明けてその歴史的価値に気が付いたのか、ハイズさんは返却を申し出。しかし、同記事によるとプホルスは「僕たちはファンのためにもプレーしているんだ。彼にはキープする権利がある。それか、殿堂博物館に寄付してもいい」と受け取らず。

 そのためハイズさんは8月11~12日、家族や友人と野球殿堂博物館を訪れた際にボールを届けたという。デトロイト在住の33歳の法学生であるハイズさんは、サイラス・アルロ・マローニの名でボールを寄付。昨年21か月で亡くなった息子の名前だといい、サイ・ヤングにちなんで名付けていたのだという。

 今回の記事では、プホルスが記念球を受け取らなかった後に、手に入れたい人から最高5万ドル(約537万円)のオファーがあったことも明かされた。ハイズさんは「皆に『手放すのは難しかった?』と聞かれるんだ。正直、そうではないよ。もう触れないことは分かっているんだ」と同記事で語った。

 ハイズさんはボールを見るために、今後もクーパーズタウンに訪れる予定だという。5月26日に生まれた娘のバイオレット・ムーン・マローニちゃんと、それが亡くなった兄の追悼であることを共有したいからだとして、「娘に見せ、このことについて話したいんだ」と同記事でハイズさんは語る。

「経験、そして思い出を大事にしているよ」

 2000打点、3000安打、600本塁打をすべて達成した史上3人目の選手となったプホルス。このボールは球界の歴史に非常に大きな価値を残すだけでなく、1人のファンの人生にとっても意味あるものとなったことは間違いない。

(Full-Count編集部)

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