2年連続V逸の鷹・工藤監督、CSへ懸命に切り替え「両方勝つため」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

視線はCSヘ「勝たない限り日本シリーズには行けない」

 2年連続のV逸が決まったソフトバンクは25日、仙台から福岡に戻り、ヤフオクドームで投手練習が行われた。週末28日、29日に京セラドームでのオリックス戦に向けて先発投手陣が調整を行い、これに参加した工藤公康監督は、終始厳しい表情で練習を見守った。

 仙台で迎えたシーズン141試合目。ソフトバンクは楽天に競り負け、西武のリーグ2連覇が決まった。一夜明けて福岡に戻った工藤監督は懸命に前を向いた。

「しっかりと気持ちを切り替えてやっていきます。まずは我々(首脳陣)が切り替えて選手にも伝え、改めてスタートすることになります。勝たない限り日本シリーズには行けないし、まずはファーストステージを勝っていかないと。(ファーストステージ、ファイナルステージの)両方勝つためのことを考えてやっていきます」

 また、工藤監督はCSでは守備がキーポイントになると語る。「ピッチャーのところは大事ですが、しっかり守ることが打つ方にも良いリズムになる。今までやってきても守りの良いリズムがバッティングにも繋がってきているので」と語っていた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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