MLBシーズン最多三振をまた更新 200奪三振以上はダルビッシュ含め22人で最多
今季通算4万1208個目の“歴史的”三振はレイズのアダメス
今季、本塁打が激増して大きな注目となったMLBだが、実は毎年のようにシーズン通算三振記録が塗り替わっている。今季も最多を更新し、これで12年連続で歴代最多記録を塗り替えた。米スポーツ専門メディア「ESPN.com」が伝えている。
今季は特に“歴史的なレベル”だと同記事では伝えており、24日(日本時間25日)に記録が更新されたという。レイズのウィリー・アダメス内野手がヤンキース戦の5回に空振りし、これが昨季を超えるシーズン通算4万1208個目の三振だった。
1997年に初めて3万三振を超え、2001年には3万2404三振に到達。この記録は6年破られなかったが、2008年からは毎年の更新となっている。これまで1シーズンで100三振以上を喫した選手は2018年の153人が最多だった。しかし24日の試合で レイズのキアマイアーが100三振に到達し、今季152人目になったと同メディアは言及。ツインズのケプラー、アダム・ジョーンズが現在99三振を記録しており、記録更新は確実な情勢だ。
もちろん三振する打者が増えれば、その分投手の奪三振も増える。今季は200奪三振に到達した投手が22人おり、これは1900年以来最多記録だという。カブスのダルビッシュ有投手も今季はここまで229奪三振で、22人の中のひとりとなっている。
(Full-Count編集部)