鷹・工藤監督、また勝負策 中村晃をスタメンから外し、長谷川勇を起用へ
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「信じて使うことも大事。決断するところは決断するのも大事」
■ソフトバンク – 楽天(CS・7日・ヤフオクドーム)
ファイナルステージ進出に逆王手をかけたソフトバンクが、またしても勝負に出る。7日に本拠地ヤフオクドームで行われる楽天との「パーソル クライマックスシリーズ パ」1stステージ第3戦。工藤公康監督は、前日スタメンを外れた松田宣浩内野手に続き、状態の上がらない中村晃外野手をスタメンから外し、長谷川勇也外野手を先発起用することを決めた。
前日の第2戦、今季全試合にスタメン出場してきた松田宣をスタメンから外し、福田秀平外野手を先発に起用。すると、その福田が決勝ソロを放ち、逆王手をかける勝利に繋がった。1勝1敗で迎えた第3戦。指揮官はこの2試合で7打数0安打とヒットの出ていなかった中村晃を外し、前日代打で中前安打を放った長谷川勇の起用に踏み切った。
第2戦に引き続き松田宣もスタメンから外れ、福田が右翼、グラシアルが三塁に入ることに。この日の練習前に「信じて使うことも大事。決断するところは決断するのも大事。そこだけは鈍らないようにやっていきたいと思います」と語っていた工藤監督。連日繰り出す勝負手が、またも的中するか。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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