11連勝の西武ニール、CS初戦で7回途中3失点の力投 1点のリード守り降板
7回先頭のグラシアルに左越えソロを浴びて降板
■西武 – ソフトバンク(CS・9日・メットライフ)
西武のザック・ニール投手が9日のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦で先発し、7回途中5安打2四死球3失点で降板した。
レギュラーシーズン中は破竹の11連勝を挙げるなど来日1年目で12勝を挙げ、チームの優勝に大きく貢献したニール。自身初のCSでの登板となったこの日は、初回に3安打を浴びて2点を先制されたものの、2回以降は立ち直った。3回2死から8者連続でゴロアウトを奪うなど、シーズン同様に凡打の山を築いた。6回は2死満塁のピンチで内川を遊ゴロに仕留め窮地をしのいだが、7回に先頭のグラシアルに左越えソロを浴びたところで降板した。
打線は2点を追う3回に外崎の中越え三塁打などで逆転に成功。6回には山川の左中間への適時二塁打で1点を追加し、6回までに4点を奪っている。
(安藤かなみ / Kanami Ando)