【ドラフト】星稜・奥川&山瀬バッテリーが揃って笑顔 早くも対戦に闘志「絶対負けない」

巨人5位指名の星稜・山瀬慎之助(左)とヤクルト1位指名の奥川恭伸【写真:荒川祐史】
巨人5位指名の星稜・山瀬慎之助(左)とヤクルト1位指名の奥川恭伸【写真:荒川祐史】

中学では共に全国制覇、今秋のU-18高校日本代表でもバッテリー

 星稜の奥川恭伸投手と山瀬慎之助捕手が17日、「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」でそれぞれヤクルトからドラフト1位、巨人から5位で指名を受けた。2人揃って上のステージへ進むことが決まり、会見では笑顔が並んだ。

 今夏の甲子園では準優勝バッテリーとなった2人は、地元かほく市の宇ノ気中の同級生。当時からバッテリーを組み、3年時には全国制覇も果たした。「2人でプロ野球選手という夢をかなえられてうれしい」と奥川が笑えば「考えてもいなかったこと。まだ実感わかない」と山瀬も喜びを表現した。

 石川で生まれ育った2人は、奇しくもそろって上京となった。東京への印象について奥川は「住んでいるところが田舎なので、都会の生活に慣れないと」と笑ったが、山瀬は「近くにいることで刺激もらえる、自分の一番のモチベーションになる」と喜んだ。

 幼なじみで相棒、しかしこれからは同じセ・リーグのライバルだ。投手と打者として対戦する機会も今後はあると思うが、奥川は「絶対に負けたくない、三振を取る。全部(球種)使って」とニヤリ。山瀬は「今まで何回か対戦して全部三振」とまだ“奥川撃ち”の自信はないようだが、「三振しないように頑張る」と決意した。

 最後には「2人で対戦できるように頑張ろう」と奥川から山瀬にエール。「自分はまだまだ力ない、負けないように頑張って、日本一のピッチャーと日本一のキャッチャーになれるように頑張ろう」と笑い合った。

(Full-Count編集部)

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