鷹・工藤監督「千賀くんが素晴らしい投球を」 シリーズ本拠地13連勝で第1戦に快勝

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:荒川祐史】

千賀は7回を投げて巨人打線をわずか3安打1失点に封じる

■ソフトバンク 7-2 巨人(日本シリーズ・19日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクが逆転勝ちで、第1戦に勝利した。19日、本拠地ヤフオクドームで開幕した巨人との日本シリーズ。7-2で初戦をモノにし、試合後、工藤公康監督は勝利監督インタビューで「先発の千賀くんが7回まで素晴らしいピッチングをしてくれた」と1失点に封じた先発の千賀の好投を称えた。

 2回に先発の千賀が阿部にソロ本塁打を浴びて先制点を許した。だが、その直後にグラシアルが山口俊から左中間ホームランテラス席へと飛び込む2ランを放って逆転。6回に中村晃の犠飛で1点を追加すると、7回には牧原の中前2点適時打などで、この回一気に4点を奪って突き放した。

 先発の千賀は7回まで投げて、巨人打線を3安打1失点に封じる好投。リードが6点に広がると、8回からは甲斐野、森のリレーで逃げ切った。先制されながらも逆転し、突き放す展開に指揮官は「1点、2点で勝負はつかないと思っていた。点が入って動き出したなと思った。そのあとすぐに本塁打で逆転したのがキーになったと思います。CSファイナルもそうですけど、繋ぐ野球をみんなが考えてくれて後半にそういう攻撃できて良かった」と逆転したあと、中押し、ダメ押しと繋がった打線を褒めた。

 ソフトバンクは中日と戦った2011年の日本シリーズで第6戦に敗れて以降、本拠地でのシリーズは13連勝。3年連続日本一に好スタートを切った指揮官は「とにかく1戦1戦力を合わせて戦っていく。明日も力を合わせて戦っていきます」と、一戦必勝を誓っていた。

(Full-Count編集部)

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