初出場ナショナルズが敵地で連勝! 日系3世スズキV弾&12得点快勝、勢い止まらずPS8連勝

バーランダーから決勝ソロを放ったナショナルズのカート・スズキ【写真:Getty Images】
バーランダーから決勝ソロを放ったナショナルズのカート・スズキ【写真:Getty Images】

スズキが同点の7回にバーランダーから左翼席へ勝ち越しソロを放つ

■ナショナルズ 12-3 アストロズ(ワールドシリーズ・日本時間24日・ヒューストン)

 2019年のワールドシリーズ第2戦が23日(日本時間24日)、ヒューストンのミニッツメイド・パークで行われ、初出場のナショナルズがアストロズを12-3で破り、敵地で連勝スタート。日系3世、カート・スズキがバーランダーから決勝ソロを放った。

 ナショナルズは初回に無死一、二塁からレンドンの左翼フェンス直撃の2点タイムリー二塁打で先制。その裏に先発ストラスバーグがブレグマンに2ランを浴び同点に追い付かれる。

 それでも、2-2の同点で迎えた7回。先頭のスズキがバーランダーが投じた76.2マイル(約123キロ)のカーブを左翼席へ運びソロホームランで勝ち越し成功。その後も2死満塁からケンドリックの適時内野安打、カブレラの中前2点タイムリーなど打者一巡の猛攻でこの回一挙6点を奪った。

 その後も8回にイートンの2ラン、9回にはテイラーにソロが飛び出すなど終わってみれば14安打12得点の快勝劇だった。

 先発のストラスバーグは初回に2点を失ったが、その後は得点を許さず6回7安打、7奪三振2失点の好投で降板。その後は7回からはロドニー、レイニー、グエラの継投でアストロズの反撃を振り切った。

 ナショナルズは今季、球団初のリーグ優勝を達成し初のワールドシリーズ進出。第1、2戦を連勝しポストシーズン8連勝と勢いは止まらない。

(Full-Count編集部)

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