究極の“外弁慶”シリーズ!? ワールドシリーズ史上初めて6戦全てビジター勝利の珍事

ナショナルズが第6戦に勝利し初戦から敵地チームの6戦全勝となった【写真:Getty Images】
ナショナルズが第6戦に勝利し初戦から敵地チームの6戦全勝となった【写真:Getty Images】

第7戦はシャーザーvsグリンキーの投げ合いに

■ナショナルズ 7-2 アストロズ(ワールドシリーズ・日本時間30日・ヒューストン)

 2019年のワールドシリーズは史上初の“外弁慶”シリーズとなっている。29日(日本時間30日)の第6戦はヒューストンのミニッツ・メイド・パークで行われ、ナショナルズが7-2で勝利。これで初戦から敵地チームの6戦全勝となったが、長いワールドシリーズの歴史の中でも史上初の事態だという。

 ヒューストンでスタートした今シリーズは、初出場のナショナルズが敵地で2連勝。しかし、ワシントンDCのナショナルズ・パークに舞台を移した第3、4、5戦はアストロズが3連勝を飾り、2年ぶりの世界一に敵地で王手をかけた。

 ところが、再びヒューストンに舞台を移した第6戦はナショナルズのストラスバーグが8回1/3を5安打2失点と快投。打線はバーランダーに2本塁打を浴びせるなど7点をもぎ取った。6試合全てでビジターチームが勝利しているが、MLBスタッツ公式ツイッターは「敵地チームが初戦から6連勝したのはワールドシリーズ史上初」と紹介した。

 30日(同31日)の第7戦はナショナルズがシャーザー、アストロズはグリンキーとサイ・ヤング賞受賞経験のある右腕2人の投げ合い。首痛で第5戦の先発を回避したシャーザーの状態に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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