西武の2年目與座が支配下登録、背番号「44」 昨年のTJ手術から復帰

西武・與座海人【写真:安藤かなみ】
西武・與座海人【写真:安藤かなみ】

岐阜経済大から2017年ドラフト5位で入団、昨年10月にTJ手術を受けていた

 西武は6日、育成の與座海人投手と支配下選手登録を結んだと発表した。背番号は「44」。與座は岐阜経済大から2017年ドラフト5位で西武に入団。アンダーハンドが特長の投手だが、昨年10月にトミー・ジョン手術を受け、オフに育成選手契約を結んでいた。

 入団前から右ヒジの故障を抱えていた與座。公式戦に1度も登板しないままトミー・ジョン手術を決意し、リハビリに励んできた。8月下旬の経過診察でGOサインが出ると、9月12日に行われたDeNAとの2軍戦で実戦復帰し2回を完全投球。宮崎で行われていたフェニックス・リーグにも登板し、順調な回復ぶりをアピールしていた。

 渡辺久信球団本部ゼネラルマネージャーは與座が復帰登板を飾った際に「フェニックスくらいで投げられればと思っていたが、予想していたよりも回復が早かった。来年の戦力として考えている」と支配下への復帰へ前向きな姿勢を見せていた。

 與座は「早く支配下に戻りたかったのでもちろんうれしいです。ただそれ以上に、身が引き締まる思いの方が強く、責任を感じます。来季に向けてしっかり練習していきます」とコメントした。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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