【プレミア12】侍J稲葉監督、前日会見で語ったスーパーRの鍵は「繋ぐ意識」 1番変更も…

会見に臨んだ侍ジャパン・稲葉篤紀監督(右から3番目)【写真:編集部】
会見に臨んだ侍ジャパン・稲葉篤紀監督(右から3番目)【写真:編集部】

1番について「相手投手が決まりましたので考えていきたい。何人か候補はいます」

「第2回 WBSCプレミア12」(テレビ朝日系列で放送)は11日からZOZOマリンスタジアムと東京ドームでスーパーラウンドが始まる。10日は都内で前日監督会見が行われ、侍ジャパンは稲葉篤紀 監督が出席。11日のオーストラリア戦から始まるスーパーラウンドでの戦いに向け「コミュニケーションと結束力。チームが1つになったところが勝っていく。結束力を持って臨んでいきたい」と意気込みを語った。

 オープニングラウンドから引き継がれる1勝を持った状態でスタートするスーパーラウンド。初戦の先発は、オープニングラウンド初戦も任せた山口俊投手に託し、指揮官は「勢いをつけてくれる投球を期待したい。本人は状態は良くなっていると言っている。色々な球種をまじえて、オーストラリア打線を抑えていって欲しい」と、期待を口にした。

 対するオーストラリアは1勝2敗ながら、得失点差率で韓国で行われたC組を突破した。先発は195センチの長身右腕デューシャン・ルジック投手。稲葉監督はオーストラリア代表について「個性のある投手、一発のある打者がいる。警戒して戦っていく」と語り「投手がどんどん代わって、長いイニングを投げていない。代わる中でどうアジャストするか」と攻略の鍵を語った。

 台湾でのオープニングラウンドでは上り調子だった打線については「大事なのは繋ぐ意識だと思います。塁に出る、送るところは送る、後ろに繋ぐという気持ちが大事」とコメント。さらに「相手投手が決まりましたので考えていきたい。何人か候補はいます。何となくイメージしている」と、初戦で坂本、第2戦と第3戦では山田が務めた1番打者を変える可能性を示唆した。

 台湾から日本に舞台を移して戦うスーパーラウンド。初戦は屋外のZOZOマリンスタジアムとなる。球場の変化について「気温だと思います。台湾に比べて気温が低いと思うので、対策はしていきたい。風は明日になってみないと分からない」と、台湾と10度ほど違う気温差を警戒。「日本で試合ができるので、応援を背に、躍動してくれると思います」と選手たちの奮闘を期待していた。

○『世界野球プレミア12』の主な予定(テレビ朝日系列で放送)
11月11日(月)午後6時45分~ 「スーパーラウンド」
11月13日(水)午後6時45分~ 「スーパーラウンド」
11月17日(日)「決勝」

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